長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2015-01-21から1日間の記事一覧

01.誕生(改訂決定稿)

六百年以上も前、その島にはまだ名前がなかった。 島の人たちは『大島(うふしま)』と呼び、中国の商人たちは『琉球(りゅうきゅう)』と呼んでいた。ヤマトゥ(日本)の人たちは遠い昔、『オコナワ』あるいは『オキナハ』と呼んでいたが、中国の商人たちの影響…

第一部の主要登場人物

サハチ(佐八郎)‥‥‥尚巴志。佐敷若按司→佐敷按司→島添大里按司→中山王。 妻は伊波按司の娘。 サグルー(佐五郎)‥‥‥尚巴志の父。苗代大親→佐敷按司→東行法師→中山王。 妻は美里之子の娘。 ミチ(満)‥‥‥尚巴志の母。美里之子の娘。 鮫皮大主(サミガーウフ…

『尚巴志伝 第一部』の年表

1124年 日本国の奥州平泉に中尊寺金色堂が建立される。 螺鈿細工のため大量のヤコウガイが琉球弧から運ばれる。 1156年 源為朝、伊豆大島に流刑となる。 1166年 舜天、生まれる。伝説では舜天の父親は源為朝、母親は島添大里按司の妹。 1185年 日本国で、壇…