長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部はその後の尚巴志の活躍です。お楽しみください。

57.シタルーの非情(最終決定稿)

 半月振りに戻って来た、島添大里(しましいうふざとぅ)グスクの戦陣は随分と変わっていた。
 ファイチが考えて、大グスクで作った櫓(やぐら)と同じような櫓が五つも立っていた。誰かが、大グスクに偵察に来たようだった。櫓と櫓をつなぐ通路は、高い柵がずっと続いている。大グスクの柵よりも高く、立ったまま移動する事ができた。
 グスクを囲む防御設備は完璧だが、それを守っている兵たちは誰もが疲れ切った顔をしていた。四人の按司たちもそうだった。ただ、按司たちは柵の近くにある小屋にはいないで、城下にある屋敷を本陣としていた。すでに、ここを包囲してから一月余りが経ち、敵も味方も攻撃する事はなく、お互いを見張っているだけだった。按司たちは屋根のある屋敷の中で、足を伸ばして、ゆっくりと休んでいた。
 厭戦(えんせん)気分に陥っている兵たちの士気を高めるために、サハチが戻って来るに当たって、五十人づつ兵を休める事に決めたらしい。まず、玉グスクの兵五十人が、サハチの兵と入れ替わるように故郷に帰って行った。
「そなたの家臣に、崖をよじ登るのが得意な奴がおったのう。裏の崖を登らせて、グスク内に潜入させてくれ。そうすれば、すぐに落とせるじゃろう」と知念(ちにん)按司は怒ったような顔をして言った。
「凄い手柄を立てたのう。たったの五十人で、大グスクを落としたとは神業じゃ。ここも、そなたの神業を使って落としてもらおうか」と糸数(いちかじ)按司は皮肉っぽく笑った。
 玉グスク按司と垣花(かきぬはな)按司は何も言っては来なかったが、サハチを見る目は冷たかった。
 サハチが大グスクを落とした事で、按司たちの態度がすっかり変わっていた。誰もが、サハチに大グスクが落とせるとは思っていなかったに違いない。予想外な活躍を褒めるよりも、妬(ねた)んでいるようだった。妻と子を殺されたウニタキと同じ状況になっている事にサハチは気づき、危険を感じていた。まさか、四人が自分を殺そうとまでは考えないだろうが、何か恥をかかせてやろうと、たくらむかもしれなかった。これからは油断なく、四人の按司の行動を見守らなくてはならないと思った。
 玉グスクの兵が抜けた所に垣花の兵が移り、サハチの兵は以前と同じ、東の端を守る事になった。サハチたちが作った小屋は以前より住みやすくなっていて、小屋の隣りに櫓が立っていた。
 サハチは櫓の上に登ってグスク内を見た。島添大里グスクの中を見るのは初めてだった。
 高い石垣に囲まれた中は四つに分かれていた。東の曲輪(くるわ)と西の曲輪が両端にあって、中央は前後に分かれている。各曲輪は石垣で隔てられていて、門を通らなければ隣の曲輪には行けない。中央の奥の曲輪は少し高くなっていて、大きな屋敷が建っていた。よく見ると二層になっていて、二階のある豪華な屋敷だった。大グスクの屋敷とは大違いだった。亡くなった山南王が建てたものに違いない。あの屋敷の中に、ヤフスがいるのたろう。側室のトゥミも赤ん坊と一緒にいるはずだった。屋敷も素晴らしいし、グスク内は羨ましい程に広かった。何としても手に入れたいとサハチは思った。
 避難民たちは目の前の石垣を隔てた、すぐ向こう側の曲輪にいて、皆、疲れ切っているようで、横になっている者が多かった。その曲輪の奥の方にも立派な屋敷が建っていた。若按司の屋敷かもしれなかった。いや、山南王の子供たちは皆、別のグスクにいた。もしかしたら、ヌルの屋敷かもしれない。かつては、サスカサ神があそこにいたのかもしれない。
 右端にある物見櫓(ものみやぐら)は、この櫓と同じくらいの高さで、見張りの兵がこちらを見ているのがわかった。弓矢を射れば狙える距離だが、その気配はなかった。お互いに飽きるほど、矢を打ち合って、大して効果がない事がわかったのだろう。
 大グスクの城下の者たちは、山南王を嫌ってグスク内に避難しなかったのに、ここの者たちは避難している。山南王が八重瀬(えーじ)から連れて来た者たちだろうか。それとも、ヤフスが具志頭(ぐしちゃん)から連れて来た者たちか。見た所、百人以上はいる。屋敷の中にいる者たちと、警固に当たっている兵たちを足せば二百人以上はいるだろう。それらが毎日、兵糧を消費すれば、かなりの量となる。父とヒューガが兵の移動を終了するまで、兵糧が尽きない事を祈った。
 避難民の中に、『よろずや』のイブキとムトゥがいるはずだが、見つける事はできなかった。辛いだろうが、頑張ってくれとサハチは心に中で言った。
 櫓から降りると、交替で櫓に上がって見張るように兵たちに命じて、サハチは小屋の中に入った。小屋の中では重臣たちが絵地図を睨んでいた。
「あまり居心地がよくないのう」と叔父の苗代大親(なーしるうふや)がサハチに言った。
「わしらの活躍をうらやんでいるんじゃ」と与那嶺大親(ゆなんみうふや)が苦々しい顔をして言った。
「みんな、疲れているから、気がいらだっているようです」とサハチは言った。
「回りは気にせずに、やるべき事をやりましょう」
 その頃、キラマの島から第一陣の五十人が与那原(ゆなばる)の運玉森(うんたまむい)に到着していた。
 キラマの島に帰った父は修行者たちを集め、身分を明かして本当の事を話した。
「お前たちは倭寇(わこう)として南蛮に行くのではない。これから佐敷按司の兵として戦をしに行く。今の佐敷按司は小さい按司に過ぎないが、お前たちの活躍によって、やがては琉球の王となるであろう。お前たちは琉球王のサムレーとなる。活躍によっては立派な屋敷を賜わって、家族を呼ぶ事もできよう。今までの辛い修行の成果を発揮して、充分な活躍をする事を願う」
 修行者たちは驚いた。遥か遠くの南蛮の地に行くと思っていたのが、琉球の王のサムレーになるという。文句があるはずはなかった。皆、師匠のために命懸けで働くと誓った。
 ヒューガは先発の五十人を船に乗せて浮島まで運び、ヒューガの配下の者の案内で運玉森まで連れて行った。修行者たちはまだ武装はしていない。武器や鎧(よろい)は食糧と共に荷車に積んで運んだ。
 サハチは重苦しい雰囲気の中で、じっと時が過ぎるのを待っていた。
 グスク内の状況はあまりよくなかった。毎日、行なわれている炊き出しの量が減っているのが、櫓の上から見てわかっている。あと半月持つかどうか、といった状況だった。東の曲輪の奥にある屋敷の中にも避難民がいた。家臣たちの家族のようだった。屋敷の大きさからいって、五十人近くはいそうだった。
 『よろずや』のイブキとムトゥは見つける事ができた。もう一人、娘が一緒にいるが、サハチは名前も知らなかった。三人ともかなり弱っている。サハチが櫓の上にいるのを見て、イブキは「大丈夫だ」というように微かにうなづいた。
 ファイチはサムと一緒に、グスクの裏の崖を見回っていた。古い風葬地(ふうそうち)がいくつかあって、もしかしたら抜け穴があるかもしれないと探しているが、見つからないようだった。
 ヒューガがいなくなったら、サムと仲良くなっていた。ファイチはまったく不思議な男だった。人を引きつける何かを持っているのだろう。クマヌとヒューガに気に入られ、ウニタキでさえ、一目(いちもく)置いている所がある。父もそうだった。特に紹介したわけでもないのに、ファイチが重臣たちと一緒にいても、別に不思議がる事もなく、ファイチの意見をすぐに採用していた。櫓を作ったり、抜け穴を見つけたり、ファイチの活躍は凄かった。出会えて、本当によかったとサハチは改めて思っていた。
 知念按司と糸数按司が時々、見回りに来て、「まだ、裏の崖を登れないのか」と嫌(いや)みを言った。
「このグスクは亡くなった山南王がずっといたので、残念ながら弱点はどこにも見当たりません」と言って、サハチは首を振った。
「早く落とさないと、敵は干乾しになってしまうぞ」と二人は鼻で笑った。
 正月の十五日、ウニタキが久し振りに顔を出した。
 小屋の中にはサハチが一人でいた。重臣たちは小屋の中でじっとしているのは疲れると言って、城下の空いている屋敷に移っていた。サハチも移るようにと言われていたが、寒い中で見張りを続けている兵たちを見ると、それはできなかった。せめて、自分だけでも兵の側にいなければならないと思っていた。
「運玉森の三百人は移動が完了した。今日から大グスクの移動が始まる」とウニタキは言った。
「あと半分か。グスクの中は大分厳しくなっている」
「そうか。何とか持ち堪(こた)えてもらわんとうまくないな」
「八重瀬の様子はどんな具合だ」
「ここと同じだ。包囲する兵は疲れ切っている。山南王の家督争いのために、正月も祝えずに、あんな所にいるのは馬鹿らしいと思っている兵がかなりいる」
「そうか。グスクを落としたとしても何の得にもならないか。やる気がなくなっているんだな」
「早く落として、故郷(しま)に帰ろうと工夫しながら攻めてはいるんだが、落ちる気配はまったくないな」
「それで、グスクに潜入する手立ては見つかったのか」
「八重瀬グスクの後ろには切り立った崖が聳(そび)えていて、そこから石垣がグスクを囲んでいる。石垣の回りは包囲している兵がいるので近づく事はできん。グスクに潜入するには崖の上から下りるしかないんだ」
 サハチは八重瀬グスクの後ろにある切り立った崖を思い浮かべた。凄い崖だった。あんな所を下りる事などできるわけがなかった。
「潜入はできないという事か」
 ウニタキは首を振った。
「崖の高さはおよそ二十丈(じょう)(約六〇メートル)だ。崖の上に具合のいい松の木があって、その枝から縄を落として下りて行けそうなんだ」
「二十丈の高さから下りるだと? そんなの無理だ。落ちたら死ぬぞ」
「戦に死は付き物だろう」とウニタキは不敵に笑った。
「もし、下りられるとしてもだ。敵に見つかったら、弓矢で狙われる」
「夜にやる」
「何も見えなかったら怪我をするだろう」
「怪我くらい死ぬよりは増しだ」
 サハチはウニタキを見つめ、「死ぬなよ」と言った。
「お前にはまだやる事があるんだからな」
「わかっているさ」
 ウニタキには自信があるようだった。あんな崖を下りるなんて、とても考えられないが、ここはウニタキに任せるしかなかった。
「豊見(とぅゆみ)グスクの様子はわかるか」とサハチは聞いた。
「豊見グスクの方がまだやる気はある。奪い取れば自分の物になると思っているからな。ただ、あのグスクも落ちそうもない。シタルーは明から帰って来て、かなりグスクを強化したようだ」
「そうか。中山王は何をしている」
「中山王は気楽にやっているよ。城下にある重臣の屋敷に落ち着いて、側室まで呼んでいる。現場にいる武将たちを交替で呼んでは、ねぎらいの宴を開いているようだ」
「そんな事をしていて、士気に関わらないのか」
「今回の戦の主役はシタルーだと思っているんだ。中山王は助けてやっているだけだと思っているのだろう」
「シタルーもその宴に出ているのか」
「シタルーは本陣にある小屋で寝泊まりしているが、中山王の機嫌を取るために、宴には顔を出しているようだ」
「機嫌を損ねて引き上げられたら勝ち目はなくなる。シタルーも大変だな」
 ウニタキは大グスクの様子を見て来ると言って、小屋から出て行った。
 それから七日後の二十二日、クマヌが大グスクからやって来た。
「移動完了じゃ」とクマヌは言った。
「無事に終わりましたか」とサハチはホッとした。
「ウニタキは八重瀬に向かった。今夜、決行するようじゃ」
「今夜ですか‥‥‥うまくやってくれるといいが」
「大丈夫じゃ。絶対にやり遂げるといった目をしておった」
「親父は大グスクにいるのですか」
「いる。ヒューガが運玉森にいる」
「あとは、ここの兵が引き上げるのを待つだけですね」
「いよいよじゃな」
 その夜の明け方近く、八重瀬の城下で火事が起こった。北風に煽(あお)られて、家が次々に燃えて行き、グスクを包囲している兵たちは、火がこっちに向かって来ると言って大騒ぎになった。グスクの中でも、避難している者たちが、自分の家が燃えてしまうと騒いでいた。
 その頃、八重瀬グスクの裏の崖を縄に伝わって下りて来る十人の人影があったが、火事騒ぎで、それに気づく者はいなかった。崖の下では、グスク内にいた研ぎ師のハンルクが待っていた。
 ウニタキと九人の配下の者たちとハンルクは、物陰に隠れながら一の曲輪にある屋敷に近づくと、油を撒いて火を付けた。火は勢いよく燃え出した。屋敷から人々がわめきながら飛び出して来た。下の曲輪からも兵たちが慌ててやって来た。火を消そうとしている騒ぎの中、ハンルクの案内で、ウニタキたちは下の曲輪に行き、騒いでいる避難民たちの中に紛れ込んだ。
 早く城下に戻って火を消そうと避難民たちを煽って、正門の側まで押し寄せ、ウニタキたちは一斉に門番を倒した。素早く門を開き、城下の者たちと一緒にグスクから飛び出した。
 グスクから避難民たちが飛び出して来たのを見た包囲軍は驚いたが、「今だ、攻めろ!」と誰かが叫ぶと、兵たちは門の中へとなだれ込んで行った。
 法螺貝があちこちで鳴り響いていた。包囲していた兵たちは皆、グスク内に突入して戦っていた。ウニタキたちは、お互いに顔を見合わせてうなづき合うと、その場から散って行った。
 その日の正午近く、人質を奪い取ったシタルーは得意顔で、タブチと交渉していた。人質はタブチの妻と三人の側室、若按司の夫婦、次男の夫婦、三男、四男、五女、六女の十二人だった。人質を殺されたくなかったら、島尻大里グスクを明け渡せとシタルーはタブチに迫った。
「汚いやり方だな」とタブチは蔑(さげす)んだような目で弟を見た。
「仕方がない。兄貴が亡くなった親父の言う事を聞いてくれないからだ」
「断ったらどうする」
「グスクの中からでも見えるような高台を作って、その上で一人づつ殺す」
「子供たちはお前の甥や姪なんだぞ」
「ちゃんと説明してから殺すよ」
「この人でなしが」
「三日間、猶予を与える。どうしたら一番いいのかよく考えてくれ」
 タブチは返事もしないで、グスクの中に引き上げて行った。
 ウニタキが島添大里に戻って来たのは、その日の夕方だった。
「無事だったか」とサハチはウニタキの顔を見て、胸を撫で下ろした。
 怪我もしていないようだった。
「うまく行った」とウニタキは笑った。
 その笑いは、重大な任務を達成した満足感に溢れていた。
「人質は、シタルーの手の内か」
「タブチと交渉して三日の猶予だ。三日後、タブチは島尻大里グスクを明け渡すだろう」
 お前の親父さんに知らせると言って、ウニタキは大グスクに向かった。
 三日後の二十六日、サハチはイライラしながら、ウニタキの報告を待っていた。八重瀬グスクが落城したという事は、各按司が敵の様子を探らせている者たちの報告によって、皆、知っていた。人質を取られたのなら、八重瀬按司の負けだと誰もが思っていた。豊見グスク按司が勝てば、中山王の大軍が、ここに攻めて来るのではないかと恐れていた。大軍に囲まれたら挟み撃ちとなって全滅してしまう。あと、もう少しで落ちるというのに、何と言う事だと皆、無念に思っていた。
 ウニタキが来たのは、日が暮れる頃だった。
 サハチは櫓の上に上がって、綺麗な夕日を眺めていた。
 ウニタキは櫓の上に登って来た。
「シタルーの勝ちだ」とウニタキは言った。
「タブチは約束の正午になっても出て来なかった。シタルーはタブチの側室を殺した」
「なに、シタルーが人質を殺したのか」
「見世物台の様な物を作って、その上で側室の首を刎ねた」
「シタルーがそんな事を‥‥‥」
 サハチは驚いた。シタルーにそんな非情な面があるとは思っていなかった。
「まさか、その側室は、大グスク按司の娘ではないだろうな」
「多分、違うだろう。一番若い側室だった。マカミーの母親ではないはずだ」
「そうか、よかった」
「だが、人質の中に子供がいたかもしれん。目の前で母親の首が飛ぶのを見た子供は一生、立ち直れんだろう。次に二人目の側室を見世物台に上げた時、タブチは降参して出て来た。人質と交換に、島尻大里グスクを明け渡し、武器を捨てて八重瀬グスクに引き上げて行った。哀れな姿だったよ。豊見グスクを包囲していた米須(くみし)按司たちも撤収して行った」
 ウニタキは、「もう少しだな」と言って櫓を下りて行った。
「もう少しか‥‥‥」とサハチは呟いた。
 十年前の年の暮れ、祖父の隠居屋敷で、父が突然、隠居すると言い出してから始まった。十年間は長かった。その十年間に色々な事があった。自分は留守番をしていただけだが、父と祖父はずっと、その日のために苦労を重ねて来た。あともう少しで、それも報われる。サハチは沈んでしまった夕日に、すべてがうまく行くようにと祈った。
 翌日、八重瀬からの使者が来て、撤収するようにとタブチの命令を伝えた。
「今になって何を言うんじゃ」と糸数按司は鬼のような顔をして怒った。
「あと、もう少しで落ちるかもしれんのじゃぞ。八重瀬按司はどうして援軍を送ってよこさんのじゃ」と知念按司も使者に文句を言った。
「豊見グスク按司と中山王の兵が、まもなく攻めて来るので、速く引き上げた方がいい」と使者は言って、すごすごと帰って行った。
「負け戦じゃ。どうしようもない」と玉グスク按司が苦虫をかみ殺したような顔をして言った。
「あと、もう少しなのに諦めるというのですか」と垣花按司が悔しそうに言った。
「確かに、あと数日で落城するかもしれん。しかし、その後、ここは大軍に囲まれるぞ。グスク内には兵糧はまったくない。今度は、わしらが干乾しになってしまう」
「くそっ!」と知念按司は悪態をついた。
「二か月もこんな所にいて、得をしたのは佐敷殿だけか。大グスクを手に入れたんじゃから、今後は東方の代表として大活躍してくれるじゃろう」と糸数按司は憎らしげに言った。
 皆、不機嫌な顔をして兵を率いて撤収して行った。
 サハチも兵を率いて大グスクへと向かった。