長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2016-05-30から1日間の記事一覧

2-46.博多の呑碧楼(改訂決定稿)

サハチ(島添大里按司)たちを乗せた交易船(進貢船)は浮島(那覇)から順風を受けて一気に伊平屋島(いひゃじま)に向かった。伊平屋島で、馬天浜(ばてぃんはま)から来たシンゴ(早田新五郎)とマグサ(孫三郎)の船と合流して、シンゴとマグサの船のあとを…