キラマ(慶良間)の島から帰って来たら梅雨に入ったようだった。 サハチ(中山王世子、島添大里按司)はヤマトゥ(日本)に行く交易船と朝鮮(チョソン)に行く勝連船(かちりんぶに)の準備で忙しくなっていた。早いもので、今年で五度目だった。最初の年は朝鮮…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。