長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部はその後の尚巴志の活躍です。お楽しみください。

『尚巴志伝』の年表

1124年 日本国の奥州平泉に中尊寺金色堂が建立される。
    螺鈿細工のため大量のヤコウガイ琉球弧から運ばれる。

1156年 源為朝伊豆大島に流刑となる。

1166年 舜天、生まれる。伝説では舜天の父親は源為朝、母親は島添大里按司の妹。

1185年 日本国で、壇ノ浦の合戦が起こり、平家が滅びる。

1186年 舜天、浦添按司になる。

1192年 日本国で、源頼朝鎌倉幕府を開く。

1237年 浦添按司の舜天が亡くなり、舜馬が継ぐ。

1248年 浦添按司の舜馬が亡くなり、義本が継ぐ。

1259年 英祖、義本を滅ぼして、浦添按司になる。

1261年 英祖、浦添極楽寺を建立する。

1271年 中国で、宋が滅び、元が建国される。

1274年 元寇文永の役)。

1281年 元寇弘安の役)。

1299年 浦添按司の英祖が亡くなり、大成が跡を継ぐ。

1308年 浦添按司の大成が亡くなり、英慈が跡を継ぐ。

1313年 浦添按司の英慈が亡くなり、玉城が跡を継ぐ。

1330年 尚巴志の祖父、サミガー(鮫川)大主、伊平屋島に生まれる。

1333年 日本国で、鎌倉幕府が滅びる。後醍醐天皇建武の新政を始める。

1336年 日本国で、足利尊氏室町幕府を開く。

1337年 浦添按司の玉城が亡くなり、西威が跡を継ぐ。

1349年 浦添按司の西威、察度に滅ぼされ、察度が浦添按司になる。

    伝説では察度の父親は奥間大親、母親は天女。

1354年 尚巴志の父、思紹、佐敷の馬天浜に生まれる。

1368年 中国で、元が滅び、明が建国される。

1372年 尚巴志、佐敷の苗代に生まれる。
    明から琉球に使者が来て、察度、琉球中山王となり、進貢貿易を始める。

1377年 尚巴志、山伏のクマヌから旅の話を聞く。
    察度と泰期が、いつの日か、首里に宮殿を建てようと 相談する。

1380年 八重瀬按司汪英紫、島添大里グスクを奪い取る。
    尚巴志の父、佐敷にグスクを築いて、佐敷按司となる。
    島尻大里按司承察度琉球山南王となり、明国に進貢する。

1383年 今帰仁按司怕尼芝琉球山北王となり、明国に進貢する。

1385年 大グスク、落城。汪英紫の次男の汪応祖が大グスク按司になる。
    中山王と山南王、明国から大型帆船を賜わる。

1386年 早田三郎左衛門、倅の左衛門太郎と武芸者のヒューガを連れて馬天浜に来る。

1387年 尚巴志、旅に出て、伊波按司の娘のマチルギと出会う。
    尚巴志今帰仁の城下で、研ぎ師のミヌキチと会う。
    尚巴志、奥間村の長老と会う。
    尚巴志、早田三郎左衛門の船に乗って、ヤマトゥに行く。
    尚巴志、博多の都を見て驚く。
    尚巴志対馬島で、左衛門太郎の弟のシンゴと海女のイトと出会う。
    汪英紫、山南王の使者として、明国に行く。

1388年 尚巴志琉球に帰り、佐敷にいるマチルギと再会する。
    尚巴志、勝連按司の三男、ウニタキに連れられて、勝連グスクを見学する。

1389年 尚巴志、マチルギを嫁に迎える。
    高麗の軍船が対馬島の早田氏の本拠地を襲撃する。
    汪応祖が豊見グスクを築いて、豊見グスク按司となる。
    汪応祖の弟の屋富祖が大グスク按司になる。
    馬天ノロ、サスカサノロと一緒に久高島の御嶽に籠もる。

1390年 尚巴志の長男が生まれる。
    サミガー大主が隠居して、ウミンターが跡を継ぐ。

1391年 中山王の察度、山北王の怕尼芝を攻める。怕尼芝が戦死し、珉が跡を継ぐ。
    尚巴志の次男(尚忠)が生まれる。
    山田グスクでは護佐丸が生まれる。
    馬天ノロはヒューガの娘を産む。
    汪英紫は山南王叔として、明国に進貢する。

1392年 父が隠居して、尚巴志が佐敷按司になる。
    中山王の察度が浦添按司を武寧に譲って、首里に建てた高楼に隠居する。
    勝連のウニタキが家族を殺されて、佐敷に逃げてくる。
    汪応祖は官生として明国に留学する。

1393年 早田左衛門太郎が馬天浜に来て、イトが尚巴志の娘を産んだと知らされる。
    ヒューガ、山賊になる決心をする。尚巴志の長女(佐司笠ノロ)が生まれる。
    山南王が亡くなり、若按司が跡を継ぐ。
    高麗国が滅び、朝鮮国かできる。

1394年 中山王の察度と山北王の珉が同盟を結ぶ。
    山南王が、浦添按司の武寧の側室、高麗の美女を奪い取る。
    汪英紫、島尻大里グスクを攻め落として、山南王となる。
    山南王は高麗の美女を連れて高麗に逃げる。
    島添大里グスクには、屋富祖が入って島添大里按司となる。

1395年 尚巴志、玉グスク按司と同盟する。
    汪応祖、明国から帰る。
    察度が亡くなり、武寧が中山王となる。

1396年 馬天ノロ、各地のこ御嶽を巡礼する旅に出る。
    汪応祖国場川で『ハーリー』を始める。

1397年 尚巴志、知念按司と同盟する。
    日本国で、足利義満金閣寺を創建。

1398年 宇座の御隠居(泰期)が亡くなる。
    明国の洪武帝が亡くなる。

1400年 対馬島のシンゴが佐敷に来て、兄の左衛門太郎が朝鮮の捕虜になったと伝える。

1401年 尚巴志、不思議な唐人、懐機と出会う。
    山南王の汪英紫が亡くなり、達勃期と汪応祖家督争いが始まる。

1402年 尚巴志、大グスクを攻め落とし、大グスク按司の遺児に返す。
    尚巴志、島添大里グスクを奪い取る。
    島添大里按司になった尚巴志、戦勝祝いを盛大に催す。
    尚巴志、山南王になった汪応祖と同盟する。
    祖父、サミガー大主が亡くなる。
    明国の永楽帝が即位する。

1403年 糸数グスクが上間按司に攻め落とされる。

1404年 冊封使琉球に来て、武寧と汪応祖は正式に王となる。

1405年 マチルギの父の伊波按司が亡くなる。

1406年 首里グスク、完成する。
    尚巴志首里グスクを奪い取り、中山王の武寧を討ち取る。
    尚巴志浦添グスクを焼き討ちにする。
    尚巴志、中山軍を倒し、中山王の若按司を討ち取る。
    尚巴志、中グスク、越来グスクを攻め落とす。
    尚巴志、勝連グスクを攻めようとするが、ウニタキの活躍で同盟を結ぶ。
    尚巴志、父を中山王とする。