長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

琉球山南王、汪応祖の略歴(1406-1413)

1406年 1月 進貢船が船出する。 45歳 中山王武寧と八重瀬按司(タブチ)が同盟する。 首里グスクが完成する。 2月 武寧と兄のタブチの兵に島尻大里グスクを包囲される。 首里グスクを奪うつもりだったが、島添大里按司のサハチに奪われる。 島添大里按司のサ…

慈恩禅師の略歴(1350-1416)

1350年 奥州相馬(福島県南相馬市)に生まれる。1歳 1354年 両親が殺され、乳母に助けられて武州今宿に隠棲する。5歳 1356年 相州藤沢の遊行上人に弟子入りし、念阿弥と名付けられる。7歳 1365年 鞍馬山で修行中、張三豊の弟子フェイマーに出会って妙術を授…

飯篠修理亮の略歴(1387-1416)

1387年 下総の国、香取郡飯篠村に生まれる。1歳 幼い頃より香取神宮に伝わる神道流の武術を修める。 1407年 諸国修行の旅に出て、慈恩禅師の噂を聞いて、慈恩禅師を探し回る。21歳 慈恩禅師が鞍馬山で修行を積んだと聞いて、鞍馬山に籠もって修行に励む。 14…

張三豊の略歴(1247-1416)

1247年 モンゴル支配下の遼東(遼寧省)に生まれる。字は君宝、幼名は全一。1歳 1251年 目の病気に罹り、なかなか治らず失明寸前になる。5歳 碧落宮の張雲庵(白山上人)に目の治療してもらう。 1252年 張雲庵の弟子になり、碧落宮で道教の経典と武術を修行…

安須森ヌル(佐敷ヌル)の略歴(1374-1416)

1374年 佐敷の苗代の屋敷に生まれ、祖母の名を貰ってマシューと名付けられる。1歳 1376年 弟のマサンルーが苗代の屋敷で生まれる。3歳 9月 馬天ヌル(64)が亡くなり、叔母のマカマドゥ(20)が馬天ヌルを継ぐ。 父親のサクルーが美里之子の道場の師範代となり、…

馬天ヌルの略歴(1406-1416)

1406年 1月 フカマヌル、久高島から島添大里に来る。 50歳 奥間のサタルーに頼まれて、マチルギと会わせる。 2月 サハチとサグルー、首里に出陣する。 マジムンを退治するため、佐敷ヌルとフカマヌルとマチルギを連れて出陣。 奪い取った首里グスクのマジム…

中山王、思紹の略歴(1406-1416)

1406年 1月 キラマの島から900人の修行者たちを移動する。 53歳 2月 総大将として、運玉森のマジムン屋敷を本陣として、戦の指揮を執る。 完成したばかりの首里グスクを攻め落とし、中山王武寧を討ち取る。 浦添グスクを焼き討ちにする。 中山王の若按司が率…

馬天若ヌル、ササの略歴(1391-1416)

1391年 9月 佐敷新里の馬天ヌルの屋敷に生まれる。1歳 1392年 1月 伯父が隠居して、従兄のサハチが佐敷按司になる。2歳 2月 母の馬天ヌルが伯父の東行法師から由緒ある勾玉を貰う。 9月 馬天浜で落ち込んでいるウニタキと会い、貝殻を渡す。 1393年 1月 馬天…

尚巴志の略歴 第二部(1406-1416)

1406年 1月 首里グスクが完成する。 35歳 シンゴが馬天浜に来る。サグルーとマサンルーがヤマトゥ旅から無事に帰る。 2月 中山王武寧が首里グスクに移る。 中山王武寧と八重瀬按司(タブチ)が、山南王(シタルー)を攻める。 首里グスクを攻め落とし、中山…

『尚巴志伝 第二部』の年表

1406年 2月 サハチ(尚巴志)、武寧を殺して首里グスクを奪い取る。 サハチ、浦添グスクを焼き討ちにする。 サハチ、中山軍を倒し、中山王の若按司を討ち取る。 サハチ、中グスク、越来グスクを攻め落とす。 サハチ、勝連グスクを攻めようとするが、ウニタ…