長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ウニタキの略歴(1406-1416)

1406年 1月 平安名大親が勝連グスクに復帰した事を知る。35歳 首里グスクの抜け穴を見つけ出す。 2月 武寧を倒し、首里グスクを奪い取る。 浦添グスクを焼き討ちにして、財宝を奪い取る。 平安名大親と話し合い、勝連との同盟をまとめる。 サハチの父、思紹…

クーイの若ヌルの略歴(1396-1416)

1361年 羽地按司(帕尼芝)が今帰仁グスクを奪い取り今帰仁按司になる。 今帰仁按司と若按司が殺され、祖母の今帰仁若ヌルが沖のクーイ島(古宇利 島)に流される。 祖母が島の長老の世話になり、長老の息子と結ばれる。 祖母は男の子が生まれたら父と兄の敵…

ヒューガ(三好日向)の略歴(1406-1416)

1406年 1月 久し振りに年末年始を馬天ヌルと娘のササと過ごす。52歳 2月 首里グスクを奪い取って、武寧を討ち取り、浦添グスクを焼き討ちする。 中山王の若按司が率いる中山軍を壊滅させ、若按司も討ち取る。 中グスクと越来グスクを攻め落とし、勝連と同盟…

中グスク按司、クマヌの略歴(1406-1412)

1406年 1月 ヒューガがキラマの島から兵の移動を開始する。61歳 中山王と八重瀬按司の婚礼にサハチが出席する。 2月 完成したばかりの首里グスクを奪い取り、武寧を討ち取る。 ウニタキが浦添グスクを焼き討ちにする。 中山軍を倒し、中山王の若按司を討ち取…

早田左衛門太郎の略歴(1397-1416)

1397年 4月 兵船24艘を率いて、朝鮮に投降する。37歳 配下80人と共に朝鮮王の優遇を受け、宣略将軍となり、配下もそれぞれ授職さ れ倭寇討伐に当たる。 7月 長男の藤次郎が朝鮮で病死する。 8月 中山王武寧の使者が漢城府に来る。 配下を率いて倭寇討伐のた…

東松田の若ヌルの略歴(1398-1416)

紀元前2500年頃 気候変動により砂漠化し、黄河文明と遼河文明が南下して長江文明が 滅ぼされる。 長江文明の人たちが台湾に逃げる。 大陸に残った人たちは紀元前11世紀に、楚(チュ)を建国する。 紀元前2000年頃 シネリキヨ(長江文明の子孫)が台湾から琉球…

奥間ヌルの略歴(1374-1416)

1146年 熊野水軍の船に乗って鍛冶屋集団が琉球に来て奥間に住み着く。 お頭のアカマルが初代奥間大主になり、妹のヤクムが初代奥間ヌルになる。 1161年 熊野水軍の船に乗って新宮十郎が琉球の馬天浜に来る。 1162年 新宮十郎が大里ヌルと結ばれ、舜天が生ま…

山南王妃、トゥイの略歴(1363-1416)

1355年 1月 父察度が倭寇から贈られた高麗美人ウニョンを側室に迎える。 1356年 長兄フニムイ(武寧)が生まれる。母親は側室ウニョン。 1357年 次兄のカジムイ(米須按司)が生まれる。母親は側室チルー(米須按司の娘)。 1359年 三兄のフシムイ(越来按司)…

クマラパの略歴(1339-1416)

1339年 華山の道士の子として生まれる。1歳 1348年 方国珍が倭寇と結び、浙江、福建で海賊を行い、元の輸送船を襲い始める。 1351年 白蓮教の教祖韓山童が北宋徽宗の末裔を名乗り、河南で黄河の土木工事に従事 していた人夫達を扇動して反乱を企てるが、挙兵…

マチルギの略歴(1373-1416)

1184年 アキシノが平維盛と一緒に、熊野水軍の船に乗って琉球に来る。 1185年 今帰仁にグスクを築き、維盛が今帰仁按司に、アキシノが今帰仁ヌルになる。 1187年 アキシノがクボーヌムイヌルを継ぐ。 1194年 アキシノが次女の勢理客ヌルを産む。 1221年 勢理…