長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

懐機(ファイチ)の略歴(1375-1406)

1368年 朱元璋が明を建国する。 洪武帝(朱元璋)が龍虎山第42代天師張正常に全国の道教を管理させる。 1370年 父懐謙が洪武帝の四男、燕王の師となり、家族を連れて応天府に移る。 1375年 応天府(南京)に龍虎山の道士、懐謙の三男に生まれる。1歳 1377年 …

山南王、汪応祖の略歴

1362年 汪英紫の次男として与座グスクに生まれる。童名はシタルー(四太郎)。1歳1369年 父が八重瀬按司となり、八重瀬グスクに移る。8歳1371年 姉が浦添の若按司(武寧)に嫁ぐ。10歳1372年 浦添按司の察度、明国に進貢を始め、琉球中山王となる。11歳1376…