長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

馬天ヌル(馬天ノロ)の略歴

1357年 馬天浜に生まれる。童名はマカマドゥ。1歳 父親はサミガー大主、母親は大グスク按司の娘。1368年 馬天ヌル(馬天大主の娘)のもとでヌルになるための修行を始める。12歳1369年 兄のサグルーがヤマトゥへと旅立つ。兄の無事を祈る。13歳1370年 兄のサグ…

中山王、武寧の略歴

1356年 浦添グスクで生まれる。童名はフニムイ(船思)。1歳 父親は浦添按司の察度、母親は側室の高麗人。1363年 7歳の弟が米須按司を継ぐ事になり、南部の米須グスクに行く。8歳1367年 剣術の修行を始める。12歳1368年 弓矢の修行を始める。15歳 中国で、元…

中山王、察度の略歴

1313年 浦添按司の英慈、死す。玉城が三人の兄を倒して、跡を継ぐ。 英慈の長男、浦添若按司に仕えていた奥間之子、若按司の娘を連れて逃げる。 英慈は死ぬ前に軍資金に使えと財産を若按司に残す。1321年 察度、浦添間切の謝名に生まれる。1歳 父親は奥間大…

尚巴志の父、思紹の略歴

1354年 馬天浜に生まれる。サグルー(佐五郎)と名付けられる。1歳 父親はサミガー(鮫皮)大主、母親は大グスク按司の娘。1361年 サンルーザ(早田三郎左衛門)、馬天浜に来る。8歳 サミガー大主が頼んだ子供用の弓が届く。1365年 弓の稽古を始める。12歳 サ…

尚巴志の祖父、サミガー大主の略歴

1330年 伊平屋島に生まれる。童名はイハチ。1歳 父親は屋蔵(弥五郎)大主、母親は我喜屋ヌル。1341年 早田氏、伊平屋に来る。鮫皮作りの職人を置いて行く。12歳 イハチ、ウミンチュと一緒にカマンタ捕りを始める。1345年 イハチ、カマンタ捕りの名人と言わ…