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長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部はその後の尚巴志の活躍です。お楽しみください。

クマヌの略歴

主要登場人物

1346年 吉野の先達山伏の家に生まれる。1歳
    髙師直、吉野を攻撃し吉野は炎上する。後村上天皇は賀名生に行幸
1348年 吉野の蔵王堂、北朝の兵に焼かれる。3歳
1350年 感応の攪乱、起こる。5歳
1361年 九州で、懐良親王大宰府を占領する。16歳
1369年 クマヌ、先達山伏になる。24歳
1370年 九州に行き、博多で早田三郎左衛門と出会う。25歳
1371年 11月、九州探題に任じられた今川了俊の軍勢が九州に上陸する。26歳
1372年 8月、懐良親王今川了俊太宰府を攻められ髙良山に移る。27歳
1374年 9月、今川了俊高良山を陥落させ、菊池勢を肥後菊池まで追い落とす。29歳
    12月、早田三郎左衛門の船に乗って、琉球の馬天浜に来る。
    サミガー大主の屋敷を拠点にして、琉球を旅して歩く。
1375年 今帰仁でミヌキチと出会い目の治療をする。30歳
    奥間(鍛冶屋の村)で長老に歓迎され、アサと出会う。
    世話になったお礼として薬を配り、治療もしてやる。
    9月、馬天浜に帰って、サミガー大主の孫、尚巴志(4)に旅の話をする。
1376年 奥間で、アサがクマヌの娘を産む。31歳
1377年 3月、浮島で知り合いの山伏、ハリマと出会い、しばらく居候する。32歳
    5月、明から帰って来た進貢船を見る。
    馬天浜に帰り、尚巴志(6)に旅の話をする。
1378年 4月、伊波按司(35)と出会い、意気投合して滞在する。33歳
    今帰仁でミヌキチに伊波按司の話をする。
1379年 伊波、今帰仁、奥間に行く。34歳
1380年 3月、島添大里按司、八重瀬按司汪英紫)に滅ぼされる。35歳
    島添大里按司の武将の妻(1355-.26)と娘、マチルー(1374-.7)を助ける。
    5月、サミガー大主の長男、サグルーが佐敷にグスクを築いて佐敷按司になる。
    佐敷按司の家臣になる。
1381年 各地の情報を集めるために、伊波、今帰仁、奥間に行く。36歳
    助けた武将の妻と所帯を持つ。
1382年 小禄按司の泰期、明国への使者を引退し、読谷山で馬の飼育に専念する。37歳
    奥間で、アサがクマヌの息子を産む。
1383年 佐敷按司に頼まれ、察度がどうやって浦添グスクを落としたのか調べる。38歳
    宇座按司の泰期と会い、話を聞く。
1384年 佐敷按司から八重瀬グスク落城を調べてくれと頼まれる。39歳
1385年 2月、大グスク按司、島添大里按司汪英紫)に滅ぼされる。40歳
    汪英紫の次男のシタルー(汪応祖)が大グスク按司となる。
    7月、尚巴志の嫁探しのため、玉グスク、垣花、糸数、知念を調べる。
1386年 12月、早田三郎左衛門、馬天浜に来る。41歳
    倅の左衛門太郎と武芸者の三好日向が一緒に来る。
    尚巴志、左衛門太郎、三好日向を連れて旅に出る。
1387年 1月、尚巴志たちを連れて伊波グスクに行く。42歳
    尚巴志、伊波按司の娘のマチルギと出会う。
    尚巴志たちを連れて奥間に行く。
    2月、旅から帰る。
    4月、マチルギに会うため、尚巴志を連れて伊波に行く。
    5月、尚巴志、ヤマトゥ旅に出る。
    8月、マチルギが兄のサムと一緒に佐敷に来る。
    クマヌの家に滞在して剣術修行を始める。
     10月、マチルギを連れて伊波に行く。
    マチルギ、ウニタキと試合して引き分ける。
    二か月後の再試合のため、マチルギを佐敷に連れて帰る。
    11月、浦添城下に、情報を集めるため、刀屋「鎌倉屋」を開く。
    12月、マチルギを伊波に連れて行くが、ウニタキは来ない。
1388年 1月、マチルギ、佐敷に来る。43歳
    マチルギ、娘たちに剣術を教え始める。馬天ヌルと佐敷ヌルもいる。
    尚巴志とヒューガ、早田左衛門太郎の船で帰る。
    5月、尚巴志、マチルギとサムを連れて今帰仁に行く。ヒューガが付いて行く。
    佐敷按司を連れて伊波按司に挨拶に行く。
    6月、尚巴志とマチルギ、佐敷に帰る。
    7月、島添大里按司汪英紫)、豊見グスクを築き始める。
    11月、尚巴志夫婦の屋敷が、東曲輪に完成する。
    12月、マチルギとサムを伊波に送っていく。
1389年 2月、尚巴志とマチルギの婚礼。44歳
    4月、シタルー(汪応祖)、豊見グスクに移って豊見グスク按司となる。
    大グスクには弟のヤフスが入る。
    5月、尚巴志、マチルギを連れて、ヒューガ、馬天ヌルと一緒に南部を旅する。
    8月、大きな台風が来る。佐敷グスクは避難民で溢れる。
    11月、馬天ヌル、久高島から帰る。
1390年 2月、尚巴志の長男、サグルーが生まれる。45歳
    サミガー大主が隠居する。
    4月、娘のマチルーが伊波のサムに嫁いで行く。
1391年 4月、今帰仁合戦。佐敷按司に従い、名護まで出陣する。46歳
    9月、尚巴志の次男、ジルムイが生まれる。
    馬天ヌル、ヒューガの娘を産む。
    アサが産んだクマヌの娘が、奥間から山北王、珉に側室として贈られる。
1392年 1月、佐敷按司が突然、隠居し、頭を丸めて旅に出る。47歳
    佐敷按司から「十年の計」を聞かされ、尚巴志の補佐を頼まれる。
    尚巴志が佐敷按司になる。
    サム夫婦が伊波を飛び出して来て、クマヌの屋敷に滞在する。
    5月、中山王の察度が隠居して、首里の隠居屋敷「首里天閣」に移る。
    8月、ウニタキが家族を殺されて、佐敷に逃げて来る。
    マチルーが長女を産む。
1393年 1月、サイムンタルーが馬天浜に来る。48歳
    3月、サムとマチルーの新居が、サミガー大主の屋敷の近くに完成して移る。
    4月、島尻大里の城下に盗品を扱う店「よろずや」を開く。
    主人はカマンタ捕りの名人だったキラマ。
    5月、久高島に行ったヒューガが山賊になるために佐敷を去る。
    7月、マチルギが屋敷を警固するために、女子サムレーを編成する。
    9月、山南王が亡くなり、若按司が跡を継ぐ。
    マチルー、次女を産む。
1394年 1月、尚巴志の弟のマサンルーと、奥間鍛冶屋のヤキチの娘、キクの婚礼。
    3月、ウニタキと尚巴志の叔母、チルーの婚礼。
    浦添今帰仁でも、同盟のための婚礼が盛大に行われる。
    5月、島添大里按司汪英紫)が島尻大里グスクを攻め落とし、山南王になる。
    ウニタキとヒューガが山南王の船を船乗りごと奪い取る。
    島添大里グスクには、ヤフスが入り、島添大里按司になる。
    ウニタキと相談して、与那原にトゥミとカマの母子を住ませる。
    ウニタキは島添大里の城下に「よろずや」を開く。主人は山伏のイブキ
    9月、玉グスクから若按司の嫁に、尚巴志の妹を迎えたいと使者が来る。
    尚巴志から頼まれ、玉グスクとの婚礼をまとめる。
1395年 2月、尚巴志の妹マナミーと弟ヤグルーの婚礼。50歳
    5月、マチルー、長男を産む。
    10月、中山王の察度が亡くなり、武寧が中山王になる。
1396年 1月、馬天ヌルがウタキ巡礼の旅に出る。51歳
    サイムンタルーが馬天浜に来る。
    7月 尚巴志の妹マカマドゥと知念の若按司の婚礼をまとめる。
1397年 1月、マカマドゥが知念に嫁ぐ。52歳
    3月、浦添と玉グスクの婚礼に琉球中の按司たちが浦添グスクに集まる。
1398年 2月、糸数按司の娘が八重瀬按司の若按司に嫁ぐ。53歳
    宇座の御隠居(泰期)が亡くなる。
1399年 3月、マチルー、三女を産む。54歳
    7月、ウニタキの配下のトゥミがヤフスの側室となって島添大里グスクに入る。
    8月、八重瀬按司から使者が来て、尚巴志の弟に娘を嫁がせてくれと言う。
    尚巴志に頼まれ、八重瀬に行き、婚礼をまとめる。
    9月、弟のマサンルーのために、須久名森の裾野に平田グスクを築く。
1400年 1月、弟のマタルーと八重瀬按司の娘、マカミーの婚礼。55歳
    サイムンタルーの弟のシンゴが馬天浜に来る。
1401年 3月、尚巴志に頼まれ、唐人ファイチ(懐機)の家族を預かる。56歳
    4月、垣花按司の娘が、八重瀬按司の次男に嫁ぐ。
    5月、八重瀬按司の娘が、玉グスク按司の三男に嫁ぐ。
    8月、ファイチの家族、新しい屋敷に移る。
    11月、山南王の汪英紫が亡くなる。
    豊見グスク按司汪応祖)と八重瀬按司(達勃期)の家督争いが始まる。
    キラマの島からサグルーとヒューガが来る。
    尚巴志、東方の按司たちと共に、島添大里グスクを攻めるために出陣する。
    12月、尚巴志、大グスクを攻める。
1402年 1月、ファイチが見つけた抜け穴を利用して、大グスクを攻め落とす。57歳
    サグルーとヒューガ、キラマの島に戻り、兵の移動を開始する。
    島添大里グスクを攻め落とす。
    尚巴志は島添大里按司になる。
    シンゴが馬天浜に来る。
    サグルーとヒューガはキラマの島に戻る。
    汪応祖が山南王になる。
    2月、佐敷の屋敷から島添大里の屋敷に移る。
    尚巴志、戦勝祝いを派手に催す。
    3月、大グスク按司の婚礼。
    山南王が直接、訪ねてきて、同盟を結ぼうという。
    東方の按司たちとも相談して、同盟する事に決まる。
    4月、尚巴志の妹のマチルー、山南王の若按司に嫁ぐ。
    7月、娘のマチルーが四女を産む。
    10月、サミガー大主、亡くなる。
1403年 1月、尚巴志の弟、クルーと山南王の娘、ウミトゥクの婚礼。58歳
    5月、糸数グスクが上間按司に攻め落とされる。
1404年 2月、島尻大里の「よろずや」の主人、キラマが亡くなる。59歳
    3月、サミガー大主の妻が亡くなる。
    4月、明から冊封使が浮島に来る。
    八重瀬按司の娘が上間按司の若按司に嫁ぐ。
    6月、知念按司の娘が八重瀬按司の三男に嫁ぐ。
    11月、冊封使、明に帰る。
1405年 3月、山南王と中グスク按司の婚礼。60歳
    6月、マチルーが次男を産む。
    9月、伊波按司が亡くなる。
    12月、キラマの島からサグルーとヒューガが来る。
1406年 1月、ヒューガ、キラマの島から兵の移動を開始する。61歳
    中山王と八重瀬按司の婚礼。
    2月、完成したばかりの首里グスクを奪い取り、武寧を討ち取る。
    浦添グスクを焼き討ちにする。
    中山軍を倒し、中山王の若按司を討ち取る。
    中グスク按司を攻め落とし、守将として守る。
    サグルー、思紹と名乗り、中山王になる。