長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2015-10-05から1日間の記事一覧

2-07.首里の初春(第三稿)

年が明けて、永楽(えいらく)五年(一四〇七年)となった。 思紹(ししょう)が中山王(ちゅうさんおう)になって初めての正月は、慣れない事ばかりで慌ただしくて忙しかった。元旦は東曲輪(あがりくるわ)にある物見櫓(ものみやぐら)から初日の出を拝む事から始ま…