長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2016-08-15から1日間の記事一覧

2-57.漢城府(第三稿)

五郎左衛門が言っていたように、都へと続く道はひどいものだった。道幅が狭くて、でこぼこで、ほとんどが山道同然と言ってよかった。こんな道では荷車は通れなかった。サハチたちは馬に乗っていたが、十日以上もこんな道を行くのかと思うと疲れがどっと出て…