長編歴史小説 尚巴志伝

第一部は尚巴志の誕生から中山王武寧を倒すまで。第二部は山北王の攀安知を倒すまでの活躍です。お楽しみください。

2017-11-20から1日間の記事一覧

2-130.喜屋武グスク(第三稿)

タブチの豊見(とぅゆみ)グスク攻めの二日後、島添大里(しましいうふざとぅ)グスクにンマムイ(兼グスク按司)が訪ねて来た。一緒に連れて来たのはチヌムイと八重瀬(えーじ)若ヌルのミカだった。チヌムイもミカもウミンチュの格好だった。 山南王(さんなんお…

2-129.タブチの反撃(第三稿)

照屋大親(てぃらうふや)と糸満大親(いちまんうふや)の裏切りで、進貢船(しんくんしん)をタルムイに奪われた事を知ったタブチは物凄い剣幕で腹を立てた。「なぜじゃ。なぜ、あの二人が寝返ったのじゃ?」「照屋大親も糸満大親も初代の山南王(さんなんおう)か…